サラ・ケイン『渇望』
仕事でいろんな人に会い、いろんなところへ出かけたこの頃だった。日曜日はドイツの演出家、クリストファー・リューピングによる、サラ・ケイン『渇望』を観に池袋の東京芸術劇場へ行った。クリストファーが2022年から数年間、ハンブルクのタリア劇場で拙作『夏物語』を上演したご縁から、今回、往復書簡の依頼があり、映像でクリストファーが演出する『渇望』を観劇して、わたしたちはやりとりをした。手紙の冒頭にも書いているけれど、わたしはサラ・ケインの作品は舞台も含めて未読/未体験で、映像で観るまえに戯曲や記録にあたることもできたけれど、2026年に演出されるものの原型に初めてふれることができることじたい贅沢で珍しいことだと思って、そうしなかった。
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